駆け抜けたい伝説の途中

毎週水曜18時より放送中

【イナスト2013Xtreme】KIRASTAR CLUB Weekly Tournament #5 振り返り

このままではブログのカテゴリがアダルトになってしまうので、イナストの記事を書いて誤魔化します。

 

スペインのプレイヤーの方々が主催されているウィークリートーナメント、『𝐊𝐈𝐑𝐀𝐒𝐓𝐀𝐑 𝐂𝐋𝐔𝐁 WEEKLY TOURNAMENT #5』に参加して参りました。

 

 

勝者側準々決勝 vs Kev

 

 

勝ち 6-4

 

豪炎寺イシド優一のゲージAチェインチームを持ち込みました。このチームを試したかったのも大会に出場した理由のひとつでした。

チームの詳細も書いておきます。元々は別の記事にしようと思っていたものを持ってきました。

 

 

【解説】(クリックで開閉)

<前半>

S5SJHF_2024-04-07_20-42-03.jpg

 

<後半(ミドルブロック)>

S5SJHF_2024-04-07_20-44-31.jpg

 

<後半(ドットプリズン)>

S5SJHF_2024-04-07_20-46-28.jpg

 

某日本プレイヤーから着想を得た、ダブル大人豪炎寺のチェインチームです。

オリジナルでは1st豪炎寺が採用されていましたが、ドリブルで攻めながらチェインを通すチームならばゲージSである必要性は低いと考え、打点重視で大人二人にしました。

 

豪炎寺二人のドリブル性能で攻めながらノーマルシュートを狙っていき、隙あらばチェインを通していくチームです。

ゲージAチェインは相手DFとゲージ周期をずらすという対話がある程度必要なので、大人豪炎寺の2トップはその理念には適っています。

 

山GK相手の打点確保の為に2チェインできる状況を作ることに重きを置きたいので、トップ下は永続ゲージの優一にしています。

ゲージ管理ができる自信のある人ならば1st豪炎寺やジニアス、大人ヒロトや2nd豪炎寺にしても面白いと思います。

 

 

サイドはザナーク不採用でテンマーズ天馬を置いています。

これは山GK相手に最低限やれる感をより出す為です。アームドゴッドウィンドや最強イレブン波動が属性面での相性補完になっているというのもあるのですが、何よりも王の剣連打で相手GK関係なくみんなで取った一点を決めることができるからです。

 

当然ながらアームドワンダートラップでは白竜もガンマも止めることができないので、相手がSARUを使っているなどの物好きでなければザナーク採用時と比べて両刀やチェインに対する圧は下がっています。しかし、動画にも書きましたがテンマーズ天馬に関してはゲーム中随一の単体性能を誇るキャラクターなので、使わないと損という面もあります。

チェイン対策と攻撃力、どちらを重視するかという話でしかないので、ここはザナークでも良いと思います。

 

 

後半は何が良いのかよくわかりません。

相手のサブGKをケアするならばミドルブロックを敷いて「おでん+キャンディ白竜FW」という上級モンスターを召喚しなければなりません。見えないものに怯えてそこまでするのは割に合わないと思うので、割り切ってドットプリズンをするのも表択だと思います。

後半の采配の選択肢を広げたければ、トップ下に置くキャラを優一以外のチェインシューターにするのも選択肢としてはありだと思います。

 

 

 

でも相手が山GKだったら詰むよね?

 

山GK相手には優一を絡めた2チェインで得点する、サイドの白竜とテンマーズ天馬を通すプランを重視する、等の立ち回りをする必要があります。

 

自分もこういう属性の偏ったチームは当初は極端で遊びの域を出ないと考えていたのですが、今の考えとしては「山GKに弱い」ということを加味しても豪炎寺のキャラパワーが化け物すぎるので構築としては意味があると思っています。

というのも正直現状のゲージAの風チェイン枠はあからさまにキャラパワーが低く、豪炎寺よりは一段階どころか二段階ぐらい弱いというのが現実です。カノンも雪村も染岡ももちろん強くはあるのですが、豪炎寺と比べると持っているものが3つか4つは欠けているので対となるFWと言うには心許ないです。

 

山GKをこれらの風FWを置いて対策するよりは種族値重視で大人豪炎寺を二枚使い、山はサイドの白竜や2チェインで対策すると言い張った方が、構築強度という目線ではより高められると考えました。

これはXtreme豪炎寺の次元違いのスペックの高さと、Xtreme白竜の対山GK性能・ドリブル性能の高さのどちらかが欠けていたら成り立たないチームだと思います。

 

 

山GK相手は1チェインによる得点が難しいので明確にやりづらいのは事実ですが、そもそも構築相性による当たりと外れが発生するのは当然のことです。イシド両刀だって山GKはきついし、初期岡入りゲージSチェインは千宮路がめんどくさいし、そもそもゲージAチェインだって誰をFWに置くかによって少なからず相性差は発生します。

見た目は美しくありませんが、これだけGKが雑多な環境の中で「山GK以外なら当たり」というのは極端なチームではないと感じました。

 

円堂相手の大人豪炎寺の打点は南沢vsマジン立向居と同等なので、2チェインどころか1チェインでも突破できる時はできますし、信助相手もこれだけ豪炎寺が並んでいればパンチングから得点できる期待率も高いです。

それに加えてサイド白竜とテンマーズ天馬まで揃っていれば、詰みのレベルには全くなっていないと思います。

それでも信助によりメタを敷いたチームが使いたいのならば、ゲージSチェイン等の他のチームを使えばいいという話です。

 

昨今ではセンターフェイや塔子、後半DFミキシ二枚等の露骨なチェインメタを見るようになってきたので、それを最悪ノマシュで崩せると言い訳できるのが豪炎寺二枚とテンマーズ天馬の強みだと思います。

2013Xtremeを始めて約一年経過しましたが、やはり豪炎寺の強さはチェインシューターの中でも抜けてTierGODに位置していると思います。こうしてこいつを強く使う構築こそがゲージAチェインの結論とまでは言えませんが、アプローチのひとつには成り得ると考えました。

 

<解説ここまで>

 

 

普通に先攻展開ではグダって先制点を決められてしまったものの、豪炎寺の調整適正を生かしながらチェインを通し続け、前半の総得点は3点となりました。

結局チェインしか狙っていませんでしたが、チェインが決められるのならばノマシュを狙う理由もなかったです。決してできないからではありません。

 

前半はトーブのトランスゲージを半分消耗してしまったので、鬼塚を続投する盤面を作る為にドットプリズンに切り替えました。その際山GKをケアする為にレイルクの代わりに白竜をサイドに置いていました。

いくらサブGKをケアしていつもミドルブロックで戦っている自分でも、ドットプリズン使用時にわざわざマジン立向居裏の山GKケアなんて正直普段だったらまずやってなかったと思います。すまないKev。

 

危惧していた通り後半から円堂が出てきましたが、ガンマ始動マキシマムファイアは円堂相手に8有利を取れていました。属性完敗とは一体……。

 

 

ワールドカップのKinun戦に引き続き、またもややらかした男。

まあ、この後相手も物凄いロングパスミスから天地雷鳴を通されて失点していたのでおあいこということで。

 

5-4後半ロスタイムで相手のサプリシュウ天馬の奇襲でボールを奪取された辺りは過呼吸になっていましたが、FW霧野に引っかかってくれてGGとなりました。今見ると木瀧にパスされてたら普通に得点されていたと思います。

なんにせよ熱い点の取り合いでした。この人強くなりすぎ。

 

 

 

 

勝者側準決勝 vs Unaii

 

 

勝ち 3-2

 

対戦前に嫌な予感がしたので、いつも使っているメモ帳に塔子のゲージ周期をしたためておきました。

 

 

その予感は実際に的中してタワーが飛んできました。なんて嫌なゲームなんだ。

自分はタワーぐらいならなんとかしてやるという気概で変わらずにKev戦で使ったチームを持ち込んだのですが、タワーに加えて相手GKは信助だしサイドにトーブがいるし後半はフェイが出てくるしで、いくらなんでもしんどすぎました。そこまでやってくるのは聞いてないって~。

 

 

前半はシミュレーション通りに塔子のゲージの消える8分10秒~10分30秒の世界線を狙ってチェインしようとしましたが、一歩遅くて間に合いませんでした。

あとは最強イレブン波動がパートナーがこかされて遅延されたり、太陽で全破壊してからのスルーパスダイレクトがゴールポストに当たったりで散々でしたね。余裕がないとスルーパス突進ができない男。

相手の開幕白竜を通してしまったこともあって、前半は1-2で折り返しとなりました。

 

後半はおでん+キャンディ白竜という上級モンスターを召喚しました。

それでもガンマとレイルクの配置じゃんけんで大敗北してしまったのと、ボランチフェイがめんどくさすぎたのでチェインを通すのにはかなり骨が折れました。

結局一点しか取り返すことができずに終盤までもつれ込みましたが、後半ロスタイム突入間際に相手のパスをカットしてくれた白竜がそのままアームドシュートをぶち込んで逆転勝利となりました。こいつなんでもできるな……。

 

 

Best Moment. 0-2からの大逆転劇ということもあってアチアチでした。

ちなみに対戦相手の人がこの試合の後すぐに「wanna play?」と個チャを送ってきたので3回ほどフレ戦してあげました。可愛いやつめ。

 

 

このあとは信助使いと3連戦することになったので、豪炎寺イシド優一のゲージAチェインはここで役目を終えました。

この試合で勝てた通り信助相手もやれるとは思っていますが、進んで投げたいかどうかはまた別の話です。シュテンを使われる可能性が高いシチュエーションでジニアス両刀を投げるわけがないですよね。

どの試合もギリギリの勝利だったので、あまり良いところは見せられませんでした。

 

 

 

 

勝者側決勝 vs Raufuro

 

 

勝ち 1-0

 

信助に対して強い型である、Baam式の南沢&ジニアスの2TOPを持ち込みました。

自分が最強だと考えているのは染岡&ジニアスのタイプなのですが、初期岡で信助を相手にすると出目が腐って止められる可能性も全然あったので、乱数負けを嫌った次第でした。

また、センターフェイなどの対策をした前科もある人だったので、1チェインで得点できるルートはなるべく確保しておきたかったです。

 

 

やはりFW太陽とJPN綱海を相手にすると詰むというほどではないのですが、捌く為にリソースをガンガン消耗させられるのがきつかったです。前半の一得点も相手のSBミスのようなものだったと思います。

 

後半は相手のベンチを「木瀧・サブドリブラー・R天馬・黄名子・霧野」とアタリをつけられたので南沢ドットプリズンで提出しても良かったのですが、まだWFということもあって一応手を隠しておきたかったのと、万が一という可能性もあったのでやめておきました。

わざわざハーフタイムにキャラ名を声に出してまで裏を予想していたこともあって、選手交代のラインナップを見た時は「あれ……?」となりました。

 

ボディ6対ガード8となり、相手はその状況でこちらのミキシDF3枚を突破せねばならず、かなり攻めあぐねているように見えました。当たり前だ!

 

 

ガード2差のサプリ霧野は強すぎて笑いました。こいつを弾けるのは貴志部と錦とウイネルとサプリ黄名子とロニージョだけみたいです。

 

後半は自分の動きもあまり良くなかったので、一得点もできなかったのは反省点です。DFミキシ2体とボランチJPN綱海、レイルクサイドにトーブを合わせられたせいで実際しんどくはあったのですが、得点機会自体は何度かありました。

風丸のスルーパスの確認漏れ、霧野の配置場所勘違い、南沢のゲージが溜まる時間を10秒間違えてしまった等がわかりやすいミスでした。

 

 

 

 

Grand Final vs Raufuro

 

 

負け 1-2

 

対面した時点で綱海の位置が前回と変わっていることには気づきました。

ゲージSチェインの最も欲しい先攻が貰えたはいいものの、流石にFW太陽・サイドザナーク・ボランチ綱海の布陣に対して先攻展開を通す難易度は高く、失敗してしまいました。

その次の周期では太陽のドリブル技で相手の太陽を巻き込むことができたので、JPN綱海に反応されないように動きながら中央からのチェインを通し、先制点を決めました。

2得点目には南沢サイドからワンチェインを狙おうとしましたが、天馬と木瀧に遅延されてあえなくチャンスを逃してしまいました。

 

後半は世界が終わりました。

 

 

後半開始直後はFW霧野が機能してフェイがミキシする隙を与えていなかったので、ミキシ前が唯一のチャンスでしたね。チェインの機会を二回ほど逃してしまったので痛かったです。

なんちゃってドリブラーとなれる豪炎寺はいない、ガンマとレイルクの配置じゃんけんは負け、相手のDF霧野はガードサプリだったので、ノーマルシュートで得点するのも不可能でした。

ドットプリズンに舵を切ったのは相手の裏を「サブドリブラー+補正要員4体」と予想し、DFザナークやJPN綱海をされた前回を考慮してのリスク覚悟の択でしたが、逆にslip chainができなくなってますます詰みました。まあ、配置負けしていた上にJPN綱海もいたので、ミドルブロックだろうが無理だったと思いますが。

 

かなり悪魔の所業にも見えるようなメタりっぷりでしたが、一応得点チャンス自体は前後半共に何度かあった上に、相手も結局ブロック技でしか得点できていなかったので、惜しい試合だったと思います。もちろん前半のFW太陽とJPN綱海も含めて、チーム相性が最悪だったのは揺ぎ無いと思います。

 

 

自分は本来このトーナメントではチェインチームを使って最後まで駆け抜けるつもりでした。

チェインは自分が最も得意としている戦術であり、単純に信頼を置いている気持ちと同時に意地でもありました。中でもWF以降使用していたゲージSチェインは自分のXtremeチームの最高傑作でもあり、このチームで相手をすることも一種の相手への礼儀だと思っていました。

しかし、ここまで強度の高い対策をされたということは「そのチームは使わせない」という表明だと受け取りました。自分の考えは独りよがりでしかなかったです。

 

目標を曲げることにはなってしまいましたが、相手が申し訳ないと感じながらもガンメタを張ってきた以上は、こちらも本気で勝ちを狙いに行くことこそが相手への応えだと思いました。

結局何を使うかは読み合いにもなってきますから、ここでチームを変更したら相手の手の平の上のような気もしたのでチェインを貫くことも考えましたが、ここまでの対策を敷いてくる可能性のある相手に連投することこそが逆に勝負を捨てているようなものであると思いました。これは読み合いではなく、最も勝率の高い選択をするならばチェインを連投する選択肢は潰えたと感じました。

 

今求められるのはチェインとは違い、ベンチ枠だけで完封されるような事態が起こり得ない構築。

長らくご無沙汰していたジョーカーを切る選択をしました。

 

 

 

 

 

Grand Final 2 vs Raufuro

 

 

勝ち 4-1

 

白状すると、自分が2.0でJPN不動のキラフィ出張チームを使うのはおそらく初めてでした。

理由は後半にトーブをミキシするとウイネルにカモられてしまうこと、レイルクの追加によってガンマの後半使用が主流になりそうなことを考慮すると、やはり現環境での黄名子はなるべくベンチに抱えておきたいカードであるという考え方に変遷したからです。

お利口にフルタイムでキラフィ軸を使うか、どうしても後半にだけキラフィを使いたければ前半からR天馬をサイドハーフにして枠圧縮を図った方が、総合的に隙の小さい構築になるというのが2.0における自分の思考でした。

 

しかし、実は今回あらかじめ有事の際の裏択として持ち込むことは画策していました。

というのも相手のGK信助に対してはFW白竜の、前線太陽白竜天馬に対しては前半黄名子の刺さりは悪くないと考えていたからです。

出すとしたら一度負けても余裕のあるGF一戦目で出す予定ではありました。前述の通り自信のある構築を使うことを優先して踏みとどまりはしたのですが、こうした形で引っ張り出されました。

 

従来の自分は他のプレイヤーとの意見交換を踏まえて「JPN不動は時代と共に役目を終えてしまった」という考えに寄り気味であり、ドリブル軸自体の練度という面でも今使うことに不安はありました。

それでもこうして大一番で投げる覚悟ができたのは、このチームを自分の代わりに今でも変わらずに使い続け、実績を残してくれていたプレイヤーがいたおかげでもあったと思います。

 

 

試合内容としては先攻を取られてしまったので、いつもの開幕白竜で先制点を取られました。

キックオフからやり返そうとしたものの、何故かこちらのロングパスは白竜が反応してくれなくて失敗……その後また2回目の空中ミキシを通されて絶望していました。

 

とはいえそこからの流れは良く、後手まくり策の前半11分白竜チェインで1点を取り返し、ゲージAが消えている時間帯まで遅延して白竜の空中トランスで2点目、ロングパスヒーローからのギリギリすぎるスルーパスダイレクトで3点目。3点目は直前までは普通に相手のトーブが溜まっていたし、風丸のジャングルのサークルをたまたまかわせたことも出来過ぎていたしで、かなりのわんぱくプレイだったと思います。

お互いの4スコアが全て白竜によるものなので、つくづくXtremeの前半は白竜を通すゲームだと実感しました。

 

 

同じ方法で得点していて同じ防ぎ方をしていた。

 

2点リードしている状況だったので、後半は開幕でアーサーミキシを切り、キラフィのリソースを使ってゆったり攻めながら時間を潰すコントロールプランを取りました。

まあ、結局鬼道は一生風丸と喧嘩していたせいで技を使えていなかったし、不動は黄名子一体巻き込みと死体蹴りをしたのみだったので、キラフィはあまり活躍していなかったです。どちらかと言えば風丸の方が風神の舞でドリブルしていたかもしれません。

普通にジャングルトーブが真ん中にいるので不動は動きにくかったと思います。古代トーブがいない分アーサー天馬と木瀧を通して得点していた恰好になっていました。

 

なお何の因果なのか、一年前のNDトーナメントの決勝で当たった時もキラフィ出張を使い、その時のスコアも4-1でした。おやおや…。

 

 

 

 

結果:優勝🏆

 

 

総合戦績:4勝1敗

 

強そうなリザルト画像になりましたが、Miyaは一度DQさせられてAlexislは二度DQしたので、見た目ほどの価値は全くないと思います。

しかし、この舞台でRaufuroと三回戦えたことに大きく意味のあるトーナメントでした。Raufuro~Raufuro~Raufuro。

 

 

大会におけるメタチームへの向き合い方も考えさせられるトーナメントでした。

今回自分は5試合中4試合もJPN綱海を相手取ることになり、飛んでくる数々のメタに対してヒーヒー言いながら戦っていましたが、結局のところ自分も人読みである程度チームを選んだりしていたのは事実です。

Kev相手の山GKケア、魔王立向居単騎、南沢ジニアスの2TOP、ドットプリズン南沢、GF2で投げたチームなど。自分が受けたものとは違って相手を詰ませる次元のものではなかったのかもしれませんが、普段の自分のセオリーから外れた選択であったことは間違いありません。

 

やはり自分だけが人一倍苦しめられた問題は、何よりもこのゲームにおけるチェインチームの脆さから起因していると思うので、このアーキタイプを使いながら意地とか礼儀とかぬかしていた自分が甘えていたと最後に気づけました。

WSFで対戦したチームはまだしも、GFで対戦したチームはガード補正を切ってフェイを入れてる程度の冒険しかしていなかったので、全然他のチームと対戦しても勝てるレベルには整っていたと思います。

GF2では独りよがりの考えを捨てず、脳死で同じチームを連投して負けて「今回はチェイン固定を曲げたくなかった」「ドリブルミラーで勝てる自信がなかった」なんて自分の心に言い訳するのは簡単だったと思います。そんなお互いにとってつまらない結果にならず、本気で勝ちに来てくれた対戦相手へと目を向けた上での選択ができて本当に良かったです。

 

 

 

それとこの人はやっぱり強すぎるなぁ……と。

ミキシ後のスプリントワープの荒らし性能に目を向けられがちだと思いますが、今回自分が使った白竜はチェインで2得点、天地雷鳴とアームドと空中トランスで1得点ずつしたのみであり、意外にもミキシスプリントワープは得点には絡んでいませんでした。

 

もちろんその中には再現性の低い得点もいくつかあったと思いますが、結局このウエポンの潤沢さから裏付けられる圧倒的な実戦値の高さも白竜の強みであると実感することになりました。ゲージBチェインにしろアームドにしろ、ひとつひとつだけならメインプランにはなり得ないオマケ程度の価値しかありませんが、これだけオマケを兼ね備えていればゲームを左右する確率も明確に上げてくれるよねという話です。

結局キラフィやバダップがいくら数値上最強でも最強になり得ない第一の理由が、こいつを使えないことにあるんじゃないかと感じました。

 

 

美談のようにまとめてはいますが、この後に起きた問題に対して思うところはかなりありました。俺が普通にチーム変更して優勝してるのは良かったんか運営……。