2023年9月29日にWhirlpool より発売された、18禁恋愛アドベンチャーゲーム(神ゲー)です。
ざっくりレビュー
なんだかちょっぴりシリアスめに(?)、今、再び幕を開く猫忍新章。
装い一新の可愛さで、あなたににゃんにゃんしちゃいます。
【クリア時間】
ボイスを(男以外)全て聴いて7時間ぐらいだった。
【良かった点】
- 「ちょっぴりシリアスめ(?)」と書いてある通り、前作と比較するとちょっぴりドラマ性に富んでいるのが特徴。戦闘も茶番だった希薄だった前作までとは異なり、意味のあるものとして描かれていた。
- 努力&勝利という王道な骨組みであり、短めの尺の中でも整えられたストーリーだった。本作では跡目争いに巻き込まれた主人公のモラトリアムが大きなテーマとなっており、主人公の成長譚として読み応えがあった。
- それでいて「脳死で楽しめるラブコメ」という猫忍たるノリがベースなのは変わらない。IQ低めのヒロインたちに揉まれるという軽妙な雰囲気はまんまであり、実家のような安心感。
【注意点】
- この尺なので当たり前すぎるのだが、世間で「戦闘もの」や「シナリオゲー」ともてはやされている作品群と比較すると、物語の規模はかなり小さい。加えて前作よりもラブコメ成分は必然的に削られているので、ちぐはぐと捉えられる向きもあるのかもしれない。
- 猫江チカ(金髪の子)は立場が立場なので、他2ヒロインと比べると出番がやや少なめ。Hシーンもひとつのみ。
※前作既プレイ者向けのテキストが超絶多いので、『猫忍えくすはーと』『2』『3』はプレイ必須。
当初は「SPINは戦闘メイン」という話を小耳に挟んでいたので、FateやDies iraeみたいにいっぱい戦う話なのかな? と予想していました。
「asさんには無印のが向いてるかも」と身内から忠告されていたこともあり、個人的に手をつけるのを遅らせていたタイトルだったのですが、いざプレイしてみると相変わらず緩々なラブコメとコンパクトさが魅力でしかないゲームでした。脳死で楽しめるお手軽さが売りである、自分の好きになった猫忍シリーズそのままでした。
シリアス路線に若干割り振られていることが特徴である本作。注意点で述べた通りどっちつかずと評される向きもあるのかもしれませんが、個人的にはちょうどいいと思えるバランスとなっていて好きでした。
自分としては主人公のキャラが立っている物語の方が好みなので、主人公の成長譚には好感が持てました。また、シリアス要素が入ることで必然的にキャラクターの掘り下げが多くなり、ヒロインたちの魅力が増していたと思います。
総じて、前作までのような「萌えゲー」としてのみならず、「キャラゲー」としての魅力も一段増していたのが本作『SPIN』だったように思いました。
まあここまでの話はどうでも良くて、やっぱ何よりもこのシリーズはキャラクターがめっっっっっちゃくちゃ可愛い。
ダカーポシリーズは未プレイなのですが鷹乃ゆきさんの絵柄は最高ですね。前作メインヒロインである風魔ゆらは未だにエ口ゲキャラの中で三指に入るぐらいに好きです。
今作のヒロインたちも全員神でした。銀髪ロングのお姉ちゃん、ツインテールの妹、金髪ゆるふわロングのメスガキ、全員人生だった。人生。

今作こそボイス飛ばして読むつもりだったけど、気づいたら全部聴いてた

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以下よりゲームクリアまでのネタバレを踏まえた感想になります。
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