駆け抜けたい伝説の途中

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超高難易度推理アドベンチャー

ボンバーマンオンラインが流行っているこのご時世に便乗して、先日PSアーカイブボンバーマンランド』というゲームをクリアしました。

ボンバーマンオンラインをやってる人も以前と比べるともうすっかり見かけなくなった気もしますが。

 

ボンバーマンランド_パッケ

 

このゲームは名前にボンバーマンとついてはいますが、その実態はボンバーマン要素がほとんどない探索パズルゲームだったりします。

そこら中に散らばったピースなるものを125個集め切るのがプレイヤーの目的となっています。アクション要素のないマリオオデッセイみたいな感じかもしれません。

 

タイトルだけ見るとほんわかやっつけスピンオフゲーのようにも見えるゲームではありますが、非常によく作り込まれている作品です。

シリーズ化もされており、PS2・DS・wii等の多様なハードの続編が製作されています。

そして、難易度は鬼です。自分は続編であるボンバーマンランド2を17年ぐらい前にクリアしたことがあったのですが、その時も死ぬほど苦労しました。

 

 

ピースは基本的にはミニゲームをクリアすることで貰えるのですが、中には道に落ちているものや条件を満たせば人から渡されるものもかなり多いです。

それらのピースはフラグが非常に綿密に設定されているので、探し出すのに相当骨が折れました。

ヒントがほとんど用意されていない上に、マップが広すぎます。何よりもNPCの数が多すぎて誰に話しかけたか忘れることは必至です。

攻略サイトをググってもワ〇ップしか出てこないという地獄だったので、攻略には手を焼きました。

 

ちなみにミニゲームもものによっては難易度は高めだと思います。

「さんすう教室」なんかは足し算引き算をするだけなので超絶ヌルゲーなのですが、小学生が詰むレベルに難しいミニゲームも多く用意されています。

中でも三回ある「〇〇の福笑い」というミニゲームは判定があまりにもシビアであり、普通にクリアするのは至難の業だと思います。自分は写メりました。

ただ歩くだけのゲームである「てくてく」ですら、謎の操作遅延があるせいで何度もリトライさせられました。

一応何度も失敗すれば努力賞という名目でピースを貰えるという救済措置はありますが、それにしても凄まじい難易度のミニゲームが多かったです。

 

一番リセットさせられたのはラスボス戦周りのボンバーマン対決でした。

このゲームは進めれば進める程に仲間のボンが増えていき、ドラクエのように後ろに引き連れて移動する形式になっているのですが、なんとこの仲間にも攻撃の喰らい判定が存在します。

基本的にはライフ1のゲームなので、相手の攻撃をかわしたと思ったら後ろにいる仲間が被弾して死亡……ということが幾度もあり、過剰なストレスでした。

仲間を連れているほど有利になるような仕様は一切なく、パーティから外すこともできないので、本当に単なる足手纏いでしかないです。何の為にいるんだ?

 

 

勢いで買ったゲームにしては相当苦戦させられました。

最近のゲームの難易度はどれも易しめに設定されているので、このゲームのように自力で何度もゲームリセットしてクリアする感覚を味わうのは久し振りでした。流石は2000年発売のゲーム。

最近はRPGなんかだとレベリング一切なしでクリアできるようにされていることも多いですよね。昔のドラクエなんかをプレイしてみるとやたら難しく感じることもありました。