
一応自分はスタフィー世代の人間ではあると思います。
昔月刊コロコロコミックを購読していた時期に、本誌で漫画が連載されていたのを何度か見かけた覚えがあります。
なのにも関わらず一度もプレイしたことがなかったので、先日switchでゲリラ配信されたのをきっかけとして遊んでみた次第です。
3作品とも1周目のみクリアしました。
クリア時間をMy nintendoでざっくり確認してみたのですが、1は約2時間半、2は約7時間半、3は約5時間半でした。まちまちなボリュームでした。
ゲームとしてはかなり難易度が低かったと思います。
回復手段が多すぎる上に敵から受けるダメージも一律で1であり、適当に操作しててもほとんどの場合死にません。
アクションゲームでありがちな死因である落下死ですが、本シリーズは落下しても1ダメージを受けるだけです。これが主人公が"伝説"たる所以。
自分は3作品通しても一度もゲームオーバーを経験することがなかったです。ボスには一度だけ負けました。プチオーグラ10号に。
しかし、3のラスボスだけはどうやら別格の強さを誇るようです。
個人的に戦ってみたい気持ちは強かったのですが、どうやら1周目では挑めなかったようです。コース数が倍になった2周目を制覇してようやく戦うことのできるボスとは、流石に途方もないですね……。
まあ、一説ではイーブルより強いなんて噂されている1周目ボスのオーグラ改は初見で倒せたので、きっと戦っても苦戦することはないでしょう😊
ロックマンエグゼやコロッケ!もそうでしたが、ナンバリングを重ねるごとにゲームとして進化していくのは感じられました。
キャラクターと会話しながら攻略していくというアドベンチャー要素も強いゲームですが、その辺りのUI周りの鬱陶しさは2から改善されていました。
アクション面でいうと2で習得する空中ジャンプである『だぶるじゃんぷ』は覚えたら世界が変わるような変化でしたね。ダッシュジャンプの慣性やショートジャンプなどが存在するゲームなので、空中ジャンプひとつで操作の自由度が大幅に広がっていたと思います。
他に革新的な変化といえば3における操作キャラ追加程度であり、それ以上に劇的な新要素が追加されたことはなかったと思います。
とはいえ、煩わしいシステムを追加しすぎてもアクションゲームが持つ取っつきやすさが損なわれてしまうので、良い意味でもシリーズを通して全く同じ感覚で遊ぶことのできる作品でした。
唯一最後まで不便だと思っていたのはキャラクターに話しかけるボタンが↑キーだったことですかね。斜め入力でも判定されてしまうようだったので水中では相当誤爆しやすかったです。
メインキャラクターの人物像も次第に完成されていってましたね。
1ではお調子者でしかなかったキョロすけですが、2では親の大切さを子供たちに説いたり、傷だらけのスタフィーを決死に庇ったりなど、思いやりのある一面を見せてくれました。
主人公であるスタフィーも喋らないキャラクターなので、2まではおっちょこちょいなことぐらいしか言及されていませんでしたが、3では泣き虫だったり意地っ張りだったりと新たな顔も見せてくれました。
使用ボタンの少なさとは裏腹に、「ショートジャンプがある」「移動手段であるスピンアタックLv2を4回連続で出すと行動不能になる」「スピンアタックLv1のみブロック貫通能力がある」「道中で容易に回復できるので無敵時間を利用したゴリ押しが効きやすい」などの要素から、タイムアタックをしようとすると凄まじく多様な技術が要求され、且つ細かい操作精度の積み重ねが色濃くタイムに反映されるゲームだと感じました。
ということで気になったのでRTA動画を調べてみたのですが、なんか4分でクリアしていて想像の斜め上を行っていました。ボーボボとかじーさんのRTAかな?
以上の文章を書いたのは今年の7月です。イナストのキャラランク記事を書いた関係で記事がスタックされ続けてしまいました。
まあ、明日からはマリルイ新作をやろうと思います🛠️